メルロは塩尻市岩垂原の自社畑、カベルネ・フランはワイナリーに隣接する松本市笹賀の自社畑のぶどうです。
9月後半からの雨と低温の日が続きそれぞれ収穫が10月29日、11月6日と例年より2週間ほど遅くなりました。
この土地らしさを引き出すためぶどう付着の野生酵母から起こした酒母で30日間自然発酵、新樽と古樽で8ヶ月間熟成し、比率92:8でアッサンブラージュし瓶詰めしました。
カシスやプラムなどの穏やかで奥行きのある果実味、穏やかなタンニンが調和したエレガントなワインです。
ラベルは梓川右岸から見た明神岳。
3800円(税込4180円)
アルコール度数12.5%
生産本数630本
日本ワインコンクール2024 銅賞受賞
穂高連峰から流れ出る梓川沿いにある松本市梓川地区で栽培されたヤマブドウを使用。完熟し酸が落ち着いたブドウを10月6日に収穫し野生酵母で発酵。発酵終了後、古いオーク樽で6ヶ月間熟成しました。
黒みがかった濃いルビー色。ブルーベリーやカシスのような濃い果実、ゼラニウムや柑橘の皮のハーバルな香り、滑らかで奥行きのある酸が樽熟成によりバランスよくまとまり、山ぶどうらしい野性味の中にエレガントさが感じられるワインです。
山ぶどうワインは、日本の在来品種としてまた岳都松本のワインとして大切にし多くの方に楽しんで頂きたいと思っています。
ワイン名”Coiling”は、ヤマブドウの蔓が山の木に巻き付いている様。ザイルを巻き取ること。
ラベルは焼岳途中から見た穂高岳吊り尾根の稜線。
内容量:750ml
アルコール分:12.5%
価格:3740円(税込)
生産本数:559本
カベルネフランは晩熟のためその年の秋の気候の影響を強く受けます。
2023年秋は好天の日が続きぶどうは色付きよく熟度が高くとてもよい状態に熟しました。
完熟したぶどうを10月26日に収穫、ぶどう付着の野生酵母で発酵、古樽で9ヶ月間熟成し瓶詰めしました。
ラズベリー、すぐり、ブラックチェリー、腐葉土などの複雑で奥行きのある香りと凝縮した果実感のあるチャーミングなワインです。
ラベル@前穂高岳から岳沢
マッチング:ブイヤベース、マグロのバルサミコソース、きのこのソテー、鹿のグリル
飲み頃温度:20度前後
内容量:750ml
アルコール度数:13.0%
価格:3850円(税込)
生産本数:496本
松本平南西部に位置する岩垂原地区(朝日村)標高750mにある大熊農園で丹精込めて栽培されたぶどうを使用。
2022年9月27日に収穫、複雑味を出すために野生酵母と種類の異なる乾燥酵母発酵させ合体、フレンチオークの新樽と古樽で9ヶ月間熟成しました。
ブラックベリー、プラム、カシスなどの濃い果実味、干し草や杉などの森のニュアンス、しっかりした酸とタンニンがオーク樽熟成によりバランスよくまとまったワインです。
ラベルの山はぶどう畑から見上げた鉢盛山(2447m)。
内容量:750ml
アルコール分:12.5%
価格:3740円(税込)
生産本数:1026本